中国の景気が後退するたびに、繰り返される中国崩壊論。中国GDP統計と同じくらい、信憑性があるのかないのかわからない。1年で株価指数が40〜50%暴落すればしかたない。私の中国株の含み益も500万円吹っ飛びました。

しばらくは中国の株価は軟調が続くと思いますが、年率6%の安定的な経済成長をする国は中国を除いて見当たらず、2022年のオリンピックに向けて中国共産党は何が何でも経済と治安の安定に全力を尽くすことでしょう。

まさに今中国では、非効率な重厚長大産業の国営企業再編、過剰生産能力の削減が進み、インターネット、環境ビジネス、電気自動車、医薬などの新たな産業に膨大な資金を投入しています。

東京オリンピックを控えた日本のように、中国においても数年後には建設需要増大はもちろんのこと、大気・土壌汚染対策がさらに加速することでしょう。私は株価が軟調な今年に、廃棄物処理及びリサイクルを主力事業とする東江環保へ追加投資をおこないました。

オリンピック開催国が、光化学スモッグとゴミがまき散らされた北京を世界中にテレビ中継することはないと思いますので、中国共産党の面子にかけて全力を尽くすでしょう。2022年までは中国の成長は止まらないではなく、止まらせられないと考えています。