純金積立を始めてから6年たちました。当時は「金かっこい〜」なんて単純な考えでした。
毎月1万円を積立、お金に余裕があるときは追加でスポット購入しました。
実はこの純金積立、利益が出ていません。
良くてトントン。購入手数料を考えると少し損が出ています。
でも、あと20〜30年保有し続けるつもりなのでそれで良いと思っています。
今の積立状況はこんなかんじ。
金とプラチナに投資していて、もうじき100gのゴールドバー2本分になります。
浪費せずに、給料が多めに入った日に追加で積立てたりしていたら、
けっこうたまってました。
それでは、実際に純金積立をしてみた感想、注意点やメリット・デメリットを紹介します。
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そもそも純金積立とは?
毎月一定額(例えば5,000円)を銀行口座などから引落し、
毎日少しずつ金を買い付けてゆくものです。
金価格が高い日は少量を、低い日はいつもより多くというように、
ドルコスト平均法で純金積立会社が自動で購入してくれますので手間がかかりません。
金を購入する場合、普通はメイプル金貨やインゴット(ゴールドバー)
で、一度に数万〜数十万円のまとまったお金が必要になります。
純金積立であれば、1,000円からでも金を購入することができます。
純金積立の注意点、メリット・デメリット
純金積立を始める前に絶対に理解しておきたいこと
純金積立は、純金積立会社により、「特定保管」または「消費預託」に分かれます。
特定保管とは、純金積立会社の資産とは区分して保管されるので、
万が一倒産という自体になっても、あなたの金はすべて戻ってきます。
消費預託の場合、あなたの積み立てた金は、純金積立会社の資産と
一体になっているので、金が戻ってこない場合があります。
純金積立を検討している人は、きっと大幅な値上がりよりも、安全安心な
資産運用を望んでいるとおもいます。そうであれば、絶対に「特定保管」
をオススメします。
純金積立のメリット・デメリット
メリット
・1000円〜でもOK。簡単に始められる。
・ドルコスト平均法で購入するため、金の購入価格を平準化できる。
・金の現物を自分で保管する必要はないので、盗難・紛失リスクがない。
デメリット
・毎月の積立金額に加えて積立手数料(2〜3%)前後が必要。
・金の購入と売却価格の間には差(スプレッド≒手数料)があり、すぐに売却すると損をする。
・純金積立会社の中には、口座維持手数料が毎年必要な場合がある。
オススメの純金積立会社は? 比較してみました
純金積立会社はたくさんありますが、安全性や実績を考え以下の2社を比較しました。
田中貴金属 G&Pプランナー | 三菱マテリアル ゴールドパーク |
|
積立金額 | 1,000円〜 | 3,000円〜 |
買付手数料 | 1,000~2,000円 5.0% 3,000~9,000円 3.5% 10,000~29,000円 2.5% 30,000~49,000円 2.0% 50,000円以上 1.5% | 10,000円未満 3.0% 10,000円以上 2.5% |
スポット購入/手数料 | 可/無料 | 可/無料 |
金価格 | 店頭価格と同一 | Web特別価格あり。 店頭より0.2%程度安い。 |
口座維持費 | 無料 | 無料 |
純金保管区分 | 特定保管 | 消費預託 |
特徴 | 日本で数少ない積み立てた金の特定保管(会社資産と分離)を実施。 | 積み立てた金を会社が運用するため(消費預託)、運用益の分配を受けられる。 |
実際に純金積立をしてみて、とっても良かったと思います。
自分はつもり貯金を金でしています。
新しい洋服や外食を我慢して、浮いたお金で金を買うとかね。
これ、けっこうな金額になるんですよ。
安全性第一なら、田中貴金属。運用益を狙ってゆくなら三菱マテリアルかな。
あなたの毎月の積立額と必要なリターンを考えて純金積立に挑戦してみましょう。
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