2014年から中国株式への投資を開始しました。高度成長は終わったとはいえ、年6〜7%成長する国に投資することは魅力的です。

2014年度は+60%と順調だったものの、2015年度は中国の景気減速の
影響を全面的に受けて−50%と惨憺たるパフォーマンスとなりました。

そして、たった1年で、H株指数が14000ポイントから7000ポイント台まで急落しています。

中国株は日本株以上に、ボラタイルで突然粉飾決算により売買停止になります。
しかも、香港株はストップ安という概念がなく、一日で50%下落もあたりまえ。

私の主な投資先は、

キングソフト、東江環保、四環医薬、アリババ、百度、テンセント、万科企業

特に日本人ホルダーも多い四環医薬は、汚職や粉飾決算の疑いにより、2015年3月27日〜2016年2月29日までの約11ヶ月間にわたり株式売買が停止となりました。
結論として、会計処理は誤っていたものの、汚職や粉飾はなかったと結論づけられましたが、中国株の恐ろしさを思い知らされました。業績は堅調なため、今後の復活に期待します。

中国はGDP統計かさ上げ、シャドーバンキング、環境汚染、南シナ海進出など、大問題を多く抱え近い将来崩壊すると言われます。
が、10年前も同じようなことを言われていましたね。そして、リーマンショックの時は世界の終焉なんて言うようなアナリストばかりがのさばっていました。

しかし、その時、勇気を持って株式投資していた人は、たった数年間で+300%以上のリターンを得られたことでしょう。
私もちょうどリーマンショック時から、少ない手取給与の50%を外国株価指数に連動するインデックス投資を購入し続け、300万円ほど儲かりました。

中国の景気減速は数年は継続すると思いますが、優良株を買い増しするチャンスでもあります。2016年は、テンセントとキングソフトに数百万追加投資予定です。

危機の時こそ、信念を持って、投資を続けたいと思います。

インデックス投資の古典である「敗者のゲーム」にも、株式投資というゲームに参加し続けることが、敗者にならないために必要とあります。この本はインデックス投資の本ですが、投資全般を勉強するにはとても参考になる良書です。

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