2017年から個人型確定拠出年金に、企業年金のある会社員、公務員、専業主婦も加入できるよう制度変更がありました。ぼくは勤務先の企業年金に加入していたので、今まで残念ながら加入資格がありませんでした。

やっとこれで投資の選択肢が増えて来ました。

企業年金のある会社員だと掛金の上限は12,000円/月、つまり144,000円/年。少なっ!!!

でもね、掛金の上限が少ないのは全然OK。だって第一の目的は節税だからね。

個人型確定拠出年金(iDeCo) 加入でどれだけ節税できるの?

じゃあどんだけ節税できるのかは気になるところ。

例えば年収700万円の人であれば、ざっくり所得税率20%、住民税率10%の合計33%。

掛金上限144000円×30%=43200円

iDeCoへ加入すれ毎年43200円の税負担が軽減されます。さらに年金の運用益は全て非課税となります。

NISA(ニーサ)少額投資非課税制度との違いは?

NISAはiDeCoと異なり、

・拠出額(掛金)が所得控除されない
・運用益が非課税となるのは5年間のみ

という長期投資という面ではかなり不利な条件となっています。株式相場は短期的には暴落することも多々あるので、将来の備えとしてはNISAは不利です。

投資した瞬間に儲かる&年金増のiDeCoは最強だ

iDeCoは掛金が全額所得から差し引かれ、税金が大幅に小さくなります。つまり、実質その瞬間に20%〜40%近くのリターンを得られます。さらにiDeCoは運用益が全額非課税。

もちろん60歳になるまで引き出せないというデメリットもありますが、こんな都合のいい金融商品はどの金融機関でも取り扱っていません。

まとめ

これからずっとムダな税金を払い続けるか、それとも将来の備えとしてiDeCoをフル活用するか、決めるのはあなた。

IDeCoは過去にさかのぼって掛金を納められないので、今すぐ加入しないと節税メリットが受けられないので大損するよ。